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お薦め本 ”ぼくのだいじなボブ (単行本) ”

今是非読んでみたいと思って居る本が在ります、そうまだ読んでいないのです。
皆さんにとってももうご存知の本かもしれません。

青山ブックセンターのスタッフお薦め本からの文章を引用します。
『大切な人や、誰かとの大事なつながりを失くしてしまって、どうしようもなく悲しい時。
その悲しみは減ることはないけれど、そのことを文章にすることで、また誰かと話し合えるようになることで、悲しみと自分の間に少し距離を作ることができる。
その悲しみはいっぺんに忘れることもできないけれど、事故や病気で苦しんでいる本人や、遺された家族が、その悲しみに正面から押しつぶされそうになるのではなく、すこーしだけ息をつける隙間を与えてくれるような力が、「文章にする」という行為には、あるのではないかと思う。
この本の著者であるトムの場合、失った相手は「ボブ」という名の犬だった。
そして生前のボブを知る友人達に、もともとは隣家の飼い犬で悲しい目をしていたボブと自分が出会って、どうやって「親友」となっていったかを、「メール」という手段で伝えようとした。
最初は友人達に送ったメールがどんどんと転送され、まったく知らない人からもメッセージが届くようになり、ついにアメリカから遠く離れた日本でも、「本」という形で私達の手元に届くことになる。
きっともともとのメッセージも、ボブに語りかけるようなやさしい口調で書かれていたに違いない。
訳された日本語も、まるみがあってやわらかく、読み終えた後も、心の中に、残る。』

お薦め本 ”ぼくのだいじなボブ (単行本) ”_f0013255_6294875.jpg
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まだ読んでも手に取ってもいないのにお薦めするなんてちょっと順番もずれていますが素敵そうな本なので。
by dutelovecat | 2007-04-06 06:34 | "shizu" ART