仔猫、仔犬達

センターへ入場する時一緒に成った男性が居ました、年の頃は50代その人の奥さんと思われる人は外で車と共に待っていました。その男性はセンターに入るなり直ぐに受付へ”ああ、持ち込みなんだな”っと思った私はすかさず耳をダンボにして会話を聞き取りました。
 センターの人:「何の用事ですか?」
 男性:『飼い猫が仔猫を生み仔猫を引き取ってもらいたい。』
 センターの人:「何匹ですか?」
 男性:『6匹です』
 センターの人:「大きさは?」
 男性:『生まれて2週間』
 センターの人:「ここがどういう所か分かってますか?ここへ連れて来る前に仔猫を欲しい人を捜しましたか?」
 男性:『毎年毎年生むのでもう貰い手は居ない、父親猫も毎回変わるもので。』
 センターの人:「どういう飼い方をしてるのですか?」
 男性:『半分外で飼って居る』
 センターの人:「毎年生んで困るのならば避妊をしないと」
 男性:『。。。』
 センターの人:「貰い手が居ないって。。親類や周りに人に頼む事は出来ないのですか?」
 男性:『もう今までにあげてるから。毎年毎年生むんで困って居るんだ』
 センターの人:「それなら避妊をしてあげたらどうですか?」
 男性:『。。。』
 センターの人:「今回初めてこちらへ引き取りに来たのですか?」
 男性:『はいそうです』
 センターの人:「ではこちらに記入して下さい。」
結構頑張って粘ってセンターの人はその男性に話していたと思う。

前にも成犬を夫婦でまるでドライブにでもしに来た様に引き取りに残して行った場面に遭遇した事が在る。犬はとても綺麗な雑種、尻尾を振ってセンターの係員に受け渡されていた、抵抗する事も無く。
 
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小さな命が沢山詰まった箱の中。
この仔達は生きて居る。生まれた以上生きたいと思って居る大きく成りたいと。
色々な大きさのミルク飲みの仔達が一つの箱に入っていた。助からない命助けられない命。
その重みは全ての命と同じ大きさや重さだと思う。
小さな小さな仔達、仔猫も仔犬も一緒に成って。
この中にはその男性と連れの人が連れて来た仔猫はまだ入って居なかったと思う。
こうしたミルク飲みの仔達はその日内に処分される。こうした仔猫の数はとてもとても多いと聞いて居る、仔犬もそう。全国で同じ状況であると思う。

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親子で処分を待つ猫達。この仔達はお母さんと最後まで一緒に、でも母猫は複雑そうで不安一杯の表情をして居た。逃げられない殺されるとはそう言う事?なのかと。
この後その場を離れ戻って来た時には彼らはもう処分箱の中に居ました、母猫の泣き声が聞こえました。

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今回初めて母親犬とまだ目も開かない仔犬が一緒に捕獲室に居るのを見ました。
やはり母親犬の表情はとても不安そうです、とても疲れた表情。生まれた命も助からない事をまるで知って居るかの様に。こんな時母親ってどんな思いなんだろうか?

私が気になったのはこの母親犬や仔犬達の隣りに座り込んでいたまだ幼いと思われる犬です(写真向って左上の仔)。独りぼっちで不安そうに悲しそうにどうしたらいいのか?何故其処に居るか?何もかも分からない。。といったような表情の犬でした、まだ自身も母親が恋しい頃だろうに。他の犬や猫もみんなそうですが、これから殺されて行く個々からは逃げる事すら出来ない現状にとてもとても気の毒に悲しく成りました。とってもとっても悲しそうに不安そうに恐怖で一杯にその小さな体を震わせていました。


生ませて育てる事が出来ないのならば飼い主の責任で避妊虚勢をする事はとても大事な事です。生まれた命は死にたくないのです、そして私達と同じ様に苦しむと思います。幾ら体が小さいからって同じ命に変わり在りません。私も元は小さな小さな命でした。
他へと伝える事は簡単な事でありません、それが直接だとすれば尚の事。でもこのように殺されて行く持ち込まれる小さな命が多い事も知って欲しい、出来ない人に教えて欲しい。
こんな事繰り返していたら命の重さなど分からなく成ると思う、人間の身勝手でただただ殺される命、使い捨てと同じ扱いの命達。
避妊虚勢の大事さを、無知による犬種のブリーディング(生ませる事)の危険性や難しさを知らない人へと伝えて下さい。
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by dutelovecat | 2007-06-01 16:04 | 知ってほしい事♡動物愛護