老犬を愛護センターや保健所に捨てると言う事がどういう事か分かりますか?

千葉県愛護センターへ行きました。毎回必ず第1日目、2日目、3日目、4日目、そして次の日には処分される5日目の中のどれかの収容室には老犬は入っています。

収容室第1日目は捕獲されて収容車が戻って来て犬が集まるのは大体夕方、その次の日には第2日目の日に移されます、なので5日目までお部屋は在るけれど正式には中四日で時間切れと成ってしまいます、その期間とても短く感じます。飼い主が探せないまま又は飼い主が処分されたのを知らない間に処分されてしまっている捕獲された犬や負傷して捕獲されている猫も居るのではないでしょうか。

最終日5日目の部屋は他収容所から合流した犬達や、飼い主が直接置きに来る引き取りなどの犬達も混ざり合っています。なので其処で見る老犬達は捕獲されてこのセンターに収容されているのか、飼い主による持ち込みなのかその場で見ているだけでは分かりません。

飼い主が連れて来る場合他の引き取りに出される犬や猫同様センターの受付で必要書類にサインして提示された料金を出しセンターの職員に処分される事を説明されその場で手放します。なので引き取りとして犬や猫を出した飼い主は手放した後の犬や猫達がこの施設の中でどのような事に成っているのかは想像はついても本当にどうなっているのかは知りません。


老犬が最後の場所としてセンターで捨てられる、という事がどういう事か分かりますか?
センターの中の収容室及び負傷の動物が入る部屋は皆衛生上の管理又は掃除がしやすい為床、壁とコンクリートで出来ています。犬達はその上に居る事に成ります。
冬の寒さの中暖房も一切入っていないコンクリートの床の冷たさって分かりますか?
氷の上の様に其処は冷たくいつまでも暖まる事は在りません。

今千葉県動物愛護センターではボランティア登録を済ませ許可が出ると2週間の検疫の後に自分の飼い犬や猫で無くても里親として彼らを出す、生きるチャンスを上げられる事が出来ます。
でも老犬はボランティアの人から出される事もまず無いと思います、勿論希望者が居れば出す事も可能だと思いますが。
だから捕獲された老犬は其処でただひたすら処分される死を待つだけです。
引き出しにより連れて来られた老犬は次の日には処分。飼い主によって引き出しとして置いていかれた犬、猫も皆同じく。


センターで其処に収容されている処分されるどのどんな仔を見ても辛いですが、年老いた犬の姿を見るのも酷く辛い。どうして今まで一緒に居た命をこんな所で処分と言う形で終わられる事が出来るのでしょうか?
年を取り痴呆に成る犬の面倒を見たり、病気に冒されている犬の面倒や治療費を払い続けるのはとても大変な事で在ると思う。でもそれは貴方が飼った命最後まで見届ける事が貴方に出来る事なのではないでしょうか?それが出来ないのならやはり簡単な思いや行動だけで動物を飼うのは止めて欲しい。

センターや保健所へ犬や猫を連れて来て処分してとその場で職員へ手渡すのは直接死と関わらないから死と言う事の実感がいまいち湧かないかもしれない、それに向き合いたく無くてここセンターへ引き取りに出す人も居るでしょう。獣病院などでの安楽死を選ぶ場合は直接その場に立ち会わなくてももう少しその死を近くに感じられるのだろうか?日本では安楽死をしたがらない又はしてくれない獣医も多いと聞いています、そう成ると色々な事情でどうしても今まで飼っていた犬や猫を手放さなければ成らなく成った場合このようなセンターや保健所に連れて来るまたはその場で放す(野良犬とする)しか選択が無く成るのでしょうか。それでもセンターの中はどのように成っているのかどのような最後を迎えるのかはその飼い主元飼い主だった人は知りませんよね。

家にも痴呆になりぐるぐるぐるぐる休む事無く回り続けて徘徊が酷く成ってから3日後前後に亡くなった犬が居ます、私が其処に居なかったので母が最後を見てくれました。とても大変だったと聞いて居ます。最近亡くなった母の猫も最後はかなり惚けて居て排泄はその場の居る近くでしか出来ませんでした、それでも生きている生きようとしている命を母は見捨てる事も出来ず最後まで助けて上げたいと出来る限りの事を飼っていた動物達にして居ました。
もし体の大きな犬を飼っていてこのような痴呆や徘徊が起こったらそれも小型犬に比べ体力的にも負担が多く掛かる事と思います(私は中型犬や小型犬の痴呆に成った犬しか見た事が在りませんが)。
動物もペットも皆年を重ねれば年を取ります、病気にも成るし、痴呆にも成るそれは皆貴方と同じです。人間の年を取った者も見捨てられ捨てられる事が在るからなんとも難しい問題だけど、最後の最後はあんな所(保健所や動物愛護センターなどの収容所での他の多くの犬と共にの二酸化炭素による殺処分)で終わらせて上げて欲しく無いです。
彼処はゴミ処理収容所では在りません、命在る物をいらなく成った手のかかるゴミと化しないで欲しい。
命を飼い育て共に生きるとはそう言う事でない様に感じます。
恐怖の中で不安一杯、悲しみ一杯の中で苦しみながら死んで行っても良いのでしょうか?
捨てられる、見捨てられるということ自体もうそれはとても苦しい事と思います。


大体いつも愛護センターで見掛ける収容犬の老犬は何が起こったのか分からないと言った表情で悲しそうな目をして大人しく寝ていたり、立っていたりするのですが。
この日会ったこの仔も首輪をして居ます、もう12、3歳以上の老犬に見えます。ただ静かにうつ伏せて居ました。

人夫々出来る事は違うのは当たり前、それは違くても良いのだと思います。
現実を知る事は辛くて、私には何も出来いなから直視出来ない知る事をしない、それでは何も現状は変わらないと思います。まずは自分の出来る事から一歩、知る事だって、伝える事だって、感じる事だって大きなその一歩です。自分の犬を最後まで見続け可愛がる事も、迷子札がどうして必要かと知り伝える事だって、虚勢避妊の大事さを教える事だって、色々、知るから変わって行く事も沢山在ると思います。それによって不幸にこの世を去る仔達の数が減りうるかも知れない、可能性はゼロではないのです。知って上げて下さい彼らの事を、誰にも知らせず存在した事さえも消え去られようとしている仔達の声を。
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 老犬の仔の方は首輪を付けています、第二収容室に居たので捕獲された犬達です。
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ずっと伏せて震えていました。

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最終日の部屋 この老犬は相当ボロボロでした、徘徊とはまた違う痴呆の症状が出ていました。
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捕獲か引き取りかどちらによってここに居たのかは分かりません。でも大事にされていない飼われ方だったのは一目瞭然でした。
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病気なのか陰茎部分が赤く直角に垂れ下がりまるで腐ってしまって居る様で尿も出るのか分かりません。ヨボヨボして居て狂気な様子だった。
この他にもこの部屋には脳障害を起こしてしまっている仔も居て、吠える仔、噛み付く仔、他の犬を追いかけ回してる仔、途方に暮れてしまっている仔、イライラしている仔などなど数も多く殺気がみなぎって居ました。この仔達は何の罪も無いのにここは地獄図の様だった。
どうしてこの仔達がここに居るの?この仔達を捨てた飼い主、ここまでに成るまで放っておいた飼い主がここの仔の恐怖や不安を感じ取るべきでないの?この仔達は何も悪い事はして居ません、でもこの次の日処分です。
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この仔も最終日の部屋に居ました。かなりの老犬で徘徊して居りどうする事も出来ずただただぐるぐると部屋中を回っていました、止まる事休む事も出来ずに。

動画です、見て下さい。『1』(← クリック動画に飛びます)
動画『2』(← クリック動画に飛びます)

他の犬達にもぶつかり噛まれてそれでもずっとグルグルと歩き続け。明日処分だけど、それでもこの部屋に居て痛い怖い思いをしている事が気の毒でセンターの人に「この仔が徘徊で動き回っても他の仔にぶつからない様に何所かに繋いでおいてくれるだけも良いのでそれが出来ないか」を訪ねてみました。今の痛い思いから救って上げたかった。
センターの職員の人もこの仔だけを紐で捕まえてこの部屋から出す努力をしてくれました、負傷犬が入る部屋しか開いて居らず其処へ明日の処分まで入れて貰える事に成りました。
負傷犬ケージの中へ入れてみると多くの犬に噛まれていたから血が出ていて負傷犬に成っていました。ここへ入れて貰ってからもグルグル歩き回り頭を数回大きくぶつけていましたが倒れる様に横になりそのまま鼾でもかいている様にぐっすりした眠りに入ってしまいました。このケージに入ってからたった数分後の事です、よほど疲れ果てていたと思われます、だって歩くのを止める事すら出来なかったもの。
長年共に暮らして来た仔がこんな苦しい目に在っています。ここは簡単に死ねる場所ではないのです苦しみと悲しみと不安に皆押しつぶされている。


この負傷犬室ケージに入れられていた仔は右足か腰辺りに負傷が在り立てないとの事でした。10歳は越しているのではと思われる老犬に見えます。首輪付き、人によって飼われていた仔です。
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腰が立たない動く事も出来ないと言う事でしたが起き上がろうと必死に動き始めました、顔を上に上げてこちらを見ます。

私は今回2回続ける様にしてセンターを見学しているのでこの負傷犬が最終日に成った日にもう一度会いました。後日の写真へ続けます。
別の日にこの日共に見学に行ったmaricoさんが他の用事で後日センターへ訪れた際この仔が立って居たと教えてくれました。私が見た時はかなり動けないような状態でしたがやはりここに居たく無いのかもしれません。助ける事も出来ずに処分に成ってしまいました。
生きようとしている命を絶たせると言う事とても酷いことだと思います。
この仔達は皆好きでセンターに入った訳では在りません、この仔達には生きる選択が在りません。この仔達皆生きています死にたく無いのです。
飼えない命をどうして飼うの?可愛そうな命をどうして増やすの?虚勢避妊の大事さを広めて下さい。

一緒に見学をした
marico's familyのmaricoさんもご自身のブログ内カテゴリ/動物愛護(←クリック)2007年12月08日分でこの日の千葉県動物愛護センターの様子を書かれていますのでそちらもご覧下さい。

長い文章ですが読んで下さりどうもありがとうございました。


今日も多くの収容犬が捕獲収容されています。捕獲収容犬情報を見て頂けば分かりますが首輪を付けている仔がとても多いです。
名札が無いと犬は家に帰れません人の言葉を喋れないからです。首輪だけでなく名札やマイクロチップを付けて上げて下さい。もしもの迷子や脱走もされにでもあり得る事なのです。そして収容期間は中4日、多くの犬が収容されているセンターや保健所内は色々な怖い犬や猫の伝染病も発生しやすいのです。帰れる住所さえ分かれば救われる命が多いのです。

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彼らの事知ってみてあげて下さい。写真も見られます。
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by dutelovecat | 2007-12-19 14:09 | 知ってほしい事♡動物愛護