2006年 05月 26日
今の私に出来る事
貴方は誰?誰なの?

わあー、嬉しく成っちゃうよ。

私がこんにちは!可愛いね〜って声をかけると無邪気な犬へ表情が変わりました。
きっと感情を入れしまうともっと悲しく成るのでしょう、だってこの子達はセンターで死を待つ子達でもその今は生きていて私の飼っている犬と何の違いは無いのです。でもどうしてここに居るの?どうして?
この写真に写っている子には首輪が付いていません。でも確実に人間に飼われ可愛がられた事のある子ですだから人間が恐くもなくそして好きなのです。歯の奇麗な様子からまだとっても若い子です一歳前後でしょう。
この子の後ろに映っている子(犬)達は首輪や紐を付けている子達です。私達が行くと同じように近くまで寄って来て私達を確認します。ですので人間によって一時は家庭犬として飼われていた子達なのです。
こんなにフレンドリーで明るい若い子なのに新しい次の犬生へ続けてあげる事も出来るであろうに、でも現実は成犬を里子として迎え入れてくれる深い理解や思いを持った人は少ないのです。犬に慣れている人でないと難しい部分は在りますが彼等の生き残れる可能性はほぼ 0 に等しいです。だから飼った子犬はそして飼った犬は家族同様にその子の今生の犬人生が終るまで最後まで共に居て欲しい。貴方が飼えないものは他では飼えないのです。無責任な判断や行動をしないで下さい。後で貴方は必ず後悔します、友や家族を捨てる捨てたと言う事に、彼等犬達もそんな思いを愛している友である人間にあげたくないと思ってます、彼等は純粋で貴方の為だけに存在し生きられる子達なのです。
一番最初の今日捕獲された子達の部屋に年老いて首輪を付けた子二匹が居ました。二匹とも年の頃は同じ位、どうして老犬が捕獲されるのでしょうか?こんなにモタモタゆっくり歩くような子達なのに遠くまで迷子に成ってしまうとは思いがたいです、一匹の痩せこけた子の方は歩くそして立つ事さえまま成らぬ様子。



雑種の子だとまた次に新しい子犬を引き取ればそれでいいから、居なく成っても迷子に成ってしまったとしても探してくれようとしないのですか?この子達がこの年齢に成るまで共に過ごしているのにその思いは通じないのですか?愛着や愛情も感じないのですか?
この老犬はここが自分の最期の場所だという事を分って居るようでした。私をじっと見ています。
貴方達犬にも声は在るのです、私達人間と同じく生きているのです。
今日処分に合っているはずの子達です。
処分とは畳二畳位のやや長方形のボックスに処分する犬達を押し込めて二酸化炭素ガスを送ります窒息死させるのです。ナチの方法と同じですね。説明では窒息する前に意識はもうろうと成るとの事でしたが何処まで本当か信じられません、アメリカなどは安楽死に近いように一頭一頭注射に寄る方法を取っています、では何故纏めてガスで処分するよりずっと手の掛かるこの方法をあえて選び行っているのでしょうか?そしてそれは可能なのだと思います、なのになぜ日本はそれを頭ごなしに出来ないと決めてまだこの遅れた方法で処分を行っているのでしょうか?二酸化炭素ガスによる殺し方は決して安楽死ではない事を知って欲しいです。私がガスで死んで行く子達を見た訳ではないのでその苦しみ方や苦しまないと言っている方々の事を分かる事は出来ませんがでも私はそれをやっていない国の事も知っています。動物愛護にまだ先進的な国がそれをやっていないにはやっていないだけの理由があるのです。
もっと広く目や意識を持ちもっと"おかしいのではないか?"などの疑問をもって欲しいです。
はっきり言って日本は非常に遅れています。動物愛護の事ではもう次元が違う程恥ずかしいレベルです。どうして皆それをなあなあにしてしまうのですか?それともただ知らないだけなのですか?私達が作り上げている事は私達でしか良い方向に改善して行かれないし、変えて行く事は出来ないのです。一人一人がその力なのです。
もっと何が起こっているのか現実を受け入れて欲しい、見て欲しいです。良い未来は今作れるのです。今が大事で今生きている私達には過去でもなく未来でもなく”今”しかないのです。今出来る事をしてみて下さい、今に生きて下さい。そこに繋がる未来は変わって行くはずです。
今回は子犬や若い犬の収容がとても多かったです、でもいつも若い子はセンターで沢山見かけます。私達には近寄らない見つめる目、この子達は同じ所で捕獲されたのでしょうか?この群れから離れようとしませんでした。恐いのは人間ですね。


見学に行った日に最後の部屋に居た子達です。翌日には処分されています。
彼等の声を聞いてあげて下さい、何も出来ないからってそれを認めないで下さい。私達の作って居る社会がこの現実を作っているのです。声なき声の子達の心を読んで下さい。彼等は不安と恐怖で一杯です、彼等は自分達の置かれている現実を受け入れるしか無いのですそれは私達人間が作っている事なのに。

生きている命を大切にして下さい。彼等は仲間であり友でした、どうしてこうなるのでしょう?
この子達が居る、こういう状況に成っている現実を知って下さい、広めてあげて下さい。改善は決して出来ない事ではないのですその為に自分が出来る事での関わりを持って下さい。ご自分の一歩を前進させてみて下さい。どうぞ宜しくお願いします。

昨日の投稿"今在る命と消えて行く命"も合わせて御覧下さい。
過去にもセンターへ訪れた事の投稿を書いています、カテゴリ内の「知ってほしい事♡動物愛護」に残して在ります、良かったら覗いてみて下さい。
by dutelovecat
| 2006-05-26 09:46
| 知ってほしい事♡動物愛護






























