2006年 05月 30日
安楽死ではない事
今日は千葉市動物保護指導センターの見学へ行って来ました。
千葉市は中核市として千葉県とは別に千葉市での捕獲、収容、引き取り、致死処分、焼却、譲渡、指導などを行う独立した施設建物を持っています。
船橋市も千葉市と同じように千葉県とは独立した形で捕獲、収容、引き取り、譲渡、指導などを行っていますが致死処分と焼却は千葉愛護センターの方で行っています。千葉県は千葉県、千葉市、船橋市と行った形で3つに別れて業務を行っています。
前に船橋市保健所に見学に行きましたが規模はとっても小さく動物の収容も少なかったですし場所も倉庫の空いているスペースに動物を置いているような状況と現状でした。
今回の千葉市動物保護指導センターは建物も大きく焼却炉や二酸化炭素を送り致死処分する機械の大きさも千葉県にある動物愛護センターと同じ大きさでその数も同じでした。
施設の犬の収容部屋は大きな部屋が6室位在り、その他小さめの収納部屋が2室在りました。今日は週に一回の引き取り(持ち込み)日でした、こちらは毎週水曜日が致死処分日と成って居るそうです。私の見学中にやや年配の男性が子猫達をケースに入れて引き取りに来ました、これを見るのは辛いです。今回は犬の引き取りには居合さなかったですが今まで飼っていた犬を引き取りに持って来る人はこちらも多いそうです。
係の方に引き取りで犬を連れて来る人のその理由をお伺いした所、引っ越しの為、病気などで入院しなくては成らなくその間の面倒が見れないからその為、老犬に成った為、など、だったらどうして動物を飼うの?と怒りを覚えます。中には泣きながら引き取りに連れて来る方も居るそうですがどうか愛犬愛猫の最期はご自身で看取ってやって下さい、それが責任って事ではないでしょうか、口減らしでもないおば捨て山のようです、ここでは乳児や子供、成犬、成猫まで殺す為に捨てられます。
こういう所を見学していると何が何だか、何がどうなってしまって居るのか混乱してしてしまいます。何が起こっているのか現実が困惑してしまいます。もっとこの動物に置かれている現実や状況を皆さんも知って下さい、私達の平和で便利で奇麗な社会の裏で起こっているこの現実を、何が起こっているのか自分の居る場所(県や市)からそしてその事を知って下さい。一人一人の意識が変われば今よりも何かが変わる変わり得る事が可能になるかもしれない。そして命の事もっと関わって行って欲しい。
ここ千葉市動物保護センターでも譲渡を行っています。子犬や子猫(成犬も)を飼いたい方が居ればこういう所からも彼等を貰える事ももっと市民や県民の皆に知ってもらいたいです。こういう所に在る命も生きる事のチャンスを上げられる事も知って欲しい。
そして致死処分される犬や猫達は安楽死ではないと言う事も知って欲しい。苦しみや悲しみ、不安や恐怖を抱えたまま何の声もとどかないまま彼等は死んで(処分されて)行きます。
どれだけ名札が重要で在るのか、避妊去勢の義務が重要視されてるその意味も理解してもらいたい事で在ります。
子猫がとっても多い!驚く数です。こんなに可愛い子猫達見た事が無い位かわいい子猫達。どうして死ぬ事しか出来ないの?現実を見せつけられています、そしてこの事を皆さんにも知って欲しい。小さくたって皆必死に生きています、生きている命なのです。生きたいって思ってますし自分が生きている生きたい事を訴えます。其処に居るのが辛かった。本当にかわいいでもしっかり生きている命です、なぜあえて彼等を殺さなくては成らないの?殺す事しか選べないのでしょうか?
飼い主によって持ち込まれていた成猫も多く居ました。
犬は雑種だけでなく洋犬も多く居ました。パピヨンの子は洋服まで着たまま収容されてました、どうして探してあげないの?探し方が分からないだけなのですか?ダックスフンド2匹以外の子は収容されて日も経っていますでもまだどの子も誰からも連絡が入っていないそうです。皆とっても不安そうな顔をしていました。そうですよね彼等は死と隣り合わせ時間が経てば致死処分です。
雑種成犬も奇麗な子ばかりでした、近付いて来ない子も合わせ皆人に飼われていた子達です。
とても若い健康そうな生後10ヶ月前後の明日処分になる雑種の子の目が忘れられません。何故?どうしてここに居るの?
昨夜千葉県の動物愛護センターから頂いて来た統計資料を見てました。
平成8年度の犬の捕獲収容頭数が12438匹、引取頭数7378匹、返還頭数533匹、研究機関への共給1004匹、希望者への譲渡237匹、致死処分頭数18118匹
平成16年度の場合は捕獲収容頭数が5252匹、引取頭数4157匹、返還頭数436匹、希望者への譲渡329匹、致死処分頭数8613匹
研究機関への供給は平成13年度から無くなっています。
もの凄い数ですよね約10年程前の各々の数に悲鳴を上げそうです。
犬の場合その数が徐々に減って来たとは言え近年では致死処分に成る子達は9000から7000匹前後まだまだ酷く多い数です、これは全国で個々に行われている事で日本全体で統計したらもの凄い恐ろしい数に成るでしょう。
猫に関しては、
平成8年度の負傷猫収容頭数が242匹、引取頭数11569匹、返還頭数0、研究機関の供給60匹、希望者への譲渡36匹、致死処分11473匹 (譲渡がたった36匹です。。)
平成16年度の負傷猫収容頭数163匹、引取頭数10163匹、返還頭数0匹、希望者への譲渡100匹、致死処分頭数10216匹
猫も研究機関への供給は平成13年度から無いです。
猫の場合約10年前と近年の状況と数が余り変わっていないのです。
犬も猫もこの致死処分に入っている数の子達の中には乳児も多く含まれています。
猫の場合引き取りの殆どの数が子猫や乳児です。去勢避妊の大切さ分かって欲しい。殺す命を死ななければ成らない生きたい命を作らない協力を声に上げて下さい。
この数凄過ぎます。
見学はガス室含めその内容、焼却炉と全て見せてもらえましたしお話もお伺い出来ましたが、収容されている犬及び猫達の写真は写す事が許されませんでした。
でも譲渡に渡る子犬達の写真はカメラに納める事が出来ました。
良い愛する愛される飼い主や家族と出会いますように。貴方達の幸福な未来を望みます。
ここで処分されて行った他の犬達や猫達の分も生きてください。幸せに成ってね♪


現実を知る、受け入れる事は前進する事もあり得る一歩だと思います。それ程知らない人が多く居るからです何も出来ないと決めつけ知りたくない人も居ます。
知る事が結果では在りません、でも知った後はぞれぞれが考える事でしょう。それでも知る事が全てに始まるまず第一歩だと信じています。
私も知りませんでした、知ったからこそ今の私が在ります。
全てを私と同じように知らなくてもいい、でも最低限の飼っている犬猫の「首輪には名札が必要だ」「去勢避妊の大事さ」「彼等は貴方と同じ様に命や感情もある生き物だと言う事」は動物を飼っている人皆に知っていて欲しいこれはセンターへ行って学んだ事です。勿論これに生き物を飼うと言う事のモラルはプラスされます。
千葉市は中核市として千葉県とは別に千葉市での捕獲、収容、引き取り、致死処分、焼却、譲渡、指導などを行う独立した施設建物を持っています。
船橋市も千葉市と同じように千葉県とは独立した形で捕獲、収容、引き取り、譲渡、指導などを行っていますが致死処分と焼却は千葉愛護センターの方で行っています。千葉県は千葉県、千葉市、船橋市と行った形で3つに別れて業務を行っています。
前に船橋市保健所に見学に行きましたが規模はとっても小さく動物の収容も少なかったですし場所も倉庫の空いているスペースに動物を置いているような状況と現状でした。
今回の千葉市動物保護指導センターは建物も大きく焼却炉や二酸化炭素を送り致死処分する機械の大きさも千葉県にある動物愛護センターと同じ大きさでその数も同じでした。
施設の犬の収容部屋は大きな部屋が6室位在り、その他小さめの収納部屋が2室在りました。今日は週に一回の引き取り(持ち込み)日でした、こちらは毎週水曜日が致死処分日と成って居るそうです。私の見学中にやや年配の男性が子猫達をケースに入れて引き取りに来ました、これを見るのは辛いです。今回は犬の引き取りには居合さなかったですが今まで飼っていた犬を引き取りに持って来る人はこちらも多いそうです。
係の方に引き取りで犬を連れて来る人のその理由をお伺いした所、引っ越しの為、病気などで入院しなくては成らなくその間の面倒が見れないからその為、老犬に成った為、など、だったらどうして動物を飼うの?と怒りを覚えます。中には泣きながら引き取りに連れて来る方も居るそうですがどうか愛犬愛猫の最期はご自身で看取ってやって下さい、それが責任って事ではないでしょうか、口減らしでもないおば捨て山のようです、ここでは乳児や子供、成犬、成猫まで殺す為に捨てられます。
こういう所を見学していると何が何だか、何がどうなってしまって居るのか混乱してしてしまいます。何が起こっているのか現実が困惑してしまいます。もっとこの動物に置かれている現実や状況を皆さんも知って下さい、私達の平和で便利で奇麗な社会の裏で起こっているこの現実を、何が起こっているのか自分の居る場所(県や市)からそしてその事を知って下さい。一人一人の意識が変われば今よりも何かが変わる変わり得る事が可能になるかもしれない。そして命の事もっと関わって行って欲しい。
ここ千葉市動物保護センターでも譲渡を行っています。子犬や子猫(成犬も)を飼いたい方が居ればこういう所からも彼等を貰える事ももっと市民や県民の皆に知ってもらいたいです。こういう所に在る命も生きる事のチャンスを上げられる事も知って欲しい。
そして致死処分される犬や猫達は安楽死ではないと言う事も知って欲しい。苦しみや悲しみ、不安や恐怖を抱えたまま何の声もとどかないまま彼等は死んで(処分されて)行きます。
どれだけ名札が重要で在るのか、避妊去勢の義務が重要視されてるその意味も理解してもらいたい事で在ります。
子猫がとっても多い!驚く数です。こんなに可愛い子猫達見た事が無い位かわいい子猫達。どうして死ぬ事しか出来ないの?現実を見せつけられています、そしてこの事を皆さんにも知って欲しい。小さくたって皆必死に生きています、生きている命なのです。生きたいって思ってますし自分が生きている生きたい事を訴えます。其処に居るのが辛かった。本当にかわいいでもしっかり生きている命です、なぜあえて彼等を殺さなくては成らないの?殺す事しか選べないのでしょうか?
飼い主によって持ち込まれていた成猫も多く居ました。
犬は雑種だけでなく洋犬も多く居ました。パピヨンの子は洋服まで着たまま収容されてました、どうして探してあげないの?探し方が分からないだけなのですか?ダックスフンド2匹以外の子は収容されて日も経っていますでもまだどの子も誰からも連絡が入っていないそうです。皆とっても不安そうな顔をしていました。そうですよね彼等は死と隣り合わせ時間が経てば致死処分です。
雑種成犬も奇麗な子ばかりでした、近付いて来ない子も合わせ皆人に飼われていた子達です。
とても若い健康そうな生後10ヶ月前後の明日処分になる雑種の子の目が忘れられません。何故?どうしてここに居るの?
昨夜千葉県の動物愛護センターから頂いて来た統計資料を見てました。
平成8年度の犬の捕獲収容頭数が12438匹、引取頭数7378匹、返還頭数533匹、研究機関への共給1004匹、希望者への譲渡237匹、致死処分頭数18118匹
平成16年度の場合は捕獲収容頭数が5252匹、引取頭数4157匹、返還頭数436匹、希望者への譲渡329匹、致死処分頭数8613匹
研究機関への供給は平成13年度から無くなっています。
もの凄い数ですよね約10年程前の各々の数に悲鳴を上げそうです。
犬の場合その数が徐々に減って来たとは言え近年では致死処分に成る子達は9000から7000匹前後まだまだ酷く多い数です、これは全国で個々に行われている事で日本全体で統計したらもの凄い恐ろしい数に成るでしょう。
猫に関しては、
平成8年度の負傷猫収容頭数が242匹、引取頭数11569匹、返還頭数0、研究機関の供給60匹、希望者への譲渡36匹、致死処分11473匹 (譲渡がたった36匹です。。)
平成16年度の負傷猫収容頭数163匹、引取頭数10163匹、返還頭数0匹、希望者への譲渡100匹、致死処分頭数10216匹
猫も研究機関への供給は平成13年度から無いです。
猫の場合約10年前と近年の状況と数が余り変わっていないのです。
犬も猫もこの致死処分に入っている数の子達の中には乳児も多く含まれています。
猫の場合引き取りの殆どの数が子猫や乳児です。去勢避妊の大切さ分かって欲しい。殺す命を死ななければ成らない生きたい命を作らない協力を声に上げて下さい。
この数凄過ぎます。
見学はガス室含めその内容、焼却炉と全て見せてもらえましたしお話もお伺い出来ましたが、収容されている犬及び猫達の写真は写す事が許されませんでした。
でも譲渡に渡る子犬達の写真はカメラに納める事が出来ました。
良い愛する愛される飼い主や家族と出会いますように。貴方達の幸福な未来を望みます。
ここで処分されて行った他の犬達や猫達の分も生きてください。幸せに成ってね♪


現実を知る、受け入れる事は前進する事もあり得る一歩だと思います。それ程知らない人が多く居るからです何も出来ないと決めつけ知りたくない人も居ます。
知る事が結果では在りません、でも知った後はぞれぞれが考える事でしょう。それでも知る事が全てに始まるまず第一歩だと信じています。
私も知りませんでした、知ったからこそ今の私が在ります。
全てを私と同じように知らなくてもいい、でも最低限の飼っている犬猫の「首輪には名札が必要だ」「去勢避妊の大事さ」「彼等は貴方と同じ様に命や感情もある生き物だと言う事」は動物を飼っている人皆に知っていて欲しいこれはセンターへ行って学んだ事です。勿論これに生き物を飼うと言う事のモラルはプラスされます。
by dutelovecat
| 2006-05-30 19:38
| 知ってほしい事♡動物愛護






























