2005年 12月 30日
乳離れしてない子犬、子猫について 日本の現状
ニューヨークで生活を始めるまではサンフランシスコ(S.F.)に住んでおりました。
私がS.F.でボランティアを始めて始めたのは今から十年以上前の事でまだサンフラシスコにも立派で綺麗なSPCA(日本の動物愛護センターのような感じ)が建つ前でした。まだその設備が素晴らしく整っていると言われるSPCA S.F.を見学していないので何とも言えませんが、そのSPCA S.F.は確か寄付金がベースと成って建てられ活動している民営の動物愛護団体だったと思います、そしてその近所にはまだサンフランシスコ市で活動されているアニマルシェルター(SPCAと呼んでよいのかな?)も在ると聞いています。
私の話はSPCA S.F.が昔の状態で活動していた時の話ですが(市のシェルターは同じ形でありました、その時はSPCAと市の方のシェルターの違いが分かってませんでした。)SPCAに見学に行った後動物が当時飼えなかった私はボランティアする事に興味を持ちましたでも本当かどうかも分からないのですが、友達が「シェルター内でボランティアをするとアダプトされなかった子(里子に出れなかった子)は注射によって殺されその遺体の後片付けをさせられるって話だよ」と言っていたのでシェルター内でないボランティアを探しフォースターファミリー(ケアーなどを主に必要としている犬猫を家に連れて帰りある期間面倒をみる)が在る事を知り子犬の扱いに自称慣れていた私はインファント(生まれて間もないくらいの)のファースターファミリーを希望し実行しました。
生後2週間満たない位のフロッグ(蛙)って名前が付けられていた真っ黒い子犬の子を預かり暫くお母さんをしてました。蛙では可愛そうなのでマッガイバー(昔のテレビのアクションヒーローの名前)と名を付け直しました。この子の経緯は多分人間の子供がこのマッガイバー1匹だけだと思う(願う)のですが可愛かったのか親、兄弟から離し連れ出してしまいその後道端に置き去りにしてしまった、のではと言う話でした。
ミルク飲みの子は大変です約2時間置きには目を覚ましお腹がすいたとビービー鳴き、排出も自力で出来るように成るとおしっこは直ぐしちゃうし。。。でも、可愛かった。 私をお母さんだと思っているからヒヨコみたいにぴょこぴょこ何処にでもニコニコ笑顔で付いてくるし。
その手のひらに乗っていた小さなマッガイバー君は愛くるしいかわいい子に育ち、約束した日まで預かってシュルターに返すのがすごく辛かったですが返し、その後広い庭か牧場がある所に里子に出た(貰われた)と聞いてます。
サンフランシスコでは子猫も3匹預かった事が在るのですがその中から病気が出た子が居て直ぐ3匹とも返す事に成ってしまいました。ちゃんと面倒も見てあげれなかったので子猫の事では反省しています。凄くかわいい子達でした。
確かサンフランシスコの市のシェルターの方でもアダプト(里親に成る事)は行われていたと思います。でもこの新しい今のSPCA S.F.のように施設に入る事が出来たらアダプトされるまで殺される事は無い(確かそうですよね?)という事は、市のシェルターの方ではないと思います。時期が来たらガスではない確か注射による安楽死(?)をさせらるのだと思います。
サンフランシスコのSPCAや市の方のシェルターの事は今の状況をまた自分の足で踏み入れ知った後に書かせてもらいます。いつに成るか分からないけど行く機会はあるでしょう。
ニューヨークにもアニマルシェルター在り、私はASPCAという寄付金をベースにしている民営のシェルターだと思うのですがそこに確保されている犬を散歩に出す事やまたフォースターファミリー(子犬を預かる)のボランティアを何年か前にしてました。
ASPCAの場合、ボランティア希望の人はボランティアに成る簡単な講習を1、2回受けなくては成らなくて、ミルク飲みの子達(インファントな子達)のボランティア希望者はまた基礎の講習を受けた後に新たにインファントの子達専門の講習を受けてからでないとそのボランティアはさせて貰えません。
必要な講習を受けた後、5匹の子犬と(子犬の面倒をみれない)母親犬1匹を預かりました。子犬はまるまる健康に育って行き凄く可愛かったです。母犬もまだ子犬で無邪気で素直でとってもかわいい犬でした。 しかし一度に6匹のお母さんを一人でしたのは凄く大変でしたが皆凄く可愛かったし育だって行くのが楽しみで、母犬慕ってくれるし、とてもやりがいが在る事でした。
全匹約束した日まで預かり、その後シェルターへ返しました。特に母親犬はやせこけていたし懐いてとても可愛かったので返す事が凄く辛かったです。
この事に付いてはもっと書きたい事が在りますが、ASPCA(ニューヨーク)の話はまた後日書きたい思います。
私がここで言いたい(書きたい)のは、
日本の動物愛護センターでは(愛護センターや保健所に入ってしまうと)手のかかるミルク飲みの乳児犬猫(インファント)は100%救い出させてもらう事が出来ない、という事です。
もし面倒を見てくれるボランティアが居たとしたらどうでしょう?とセンターの人に2、3回別々に聞いた事が在ります、でも規則らしく絶対にない、駄目だそうです。 多分日本全国の愛護センターや保健所でも同じだと思います。
成犬や成猫も出してあげる事は出来ない乳児犬猫も駄目。
乳児(インファント)な子達はとっても手が掛かります、でもその甲斐が在ってその手間がかかった分凄く人間大好きでかわいい子達に成長します。 私はインファントな子達は大歓迎、インファントを預かる事が喜びと楽しみになります。
預かれるのを喜びとしている人達が居るのならもし預かれる先が在りチャンスが在るのならあの子達も出して欲しい。 センターに一度入ったら病気が発生しやすくパルボや他の病気に掛かりやすいと言うのであれば何かしらのコネクションを使いセンターに入る前にどうにか出来ないのかな?と思ったりもしてしまいます。
海外では出来ている事がなぜここ日本では出来ないのか、疑問に思う事が多く在ります。
色々問題も在ると思いますが何かしらチャンスを作って生きるチャンスをあげて欲しいです。
ボランティアをしてくれる人々がその気でも愛護センターや保健所の人々が協力してくれないと実行は出来ません。両者が助けたいという気持ちを同じ位強く持ってないとかみ合えません。
愛護センターや保健所に行った乳児犬猫(インファント)の子達は皆纏められて100%助かる事は無いという事を、そしてそんな子達がベビーシーズンにも成るともの凄い多い数であるという事をご存知ですか? どうかこの現実を知って下さい。
不幸になる命を作ってしまう前に避妊や虚勢をするのは生命に対しての思いやりでもあると思います。幾ら乳児犬猫だからって苦しさや痛さを感じないというわけではないと思います、私達も生まれた時は皆乳児でした、生まれた生命が全くの無意味になってしまう事に悲しみを覚えます。( でも意味が在りさえすればどういう状況、どういう事に成っても良いと言っている訳では在りません、ご理解を。)
下の写真は子猫達が纏められてケージに入っている日本の動物愛護センターで写した写真です。見ていてとても辛い写真ですが貼っておきます。出来るのなら見てあげて下さい
この子達(乳児犬猫も同じく)は何匹も同じケージに纏めて入れられ、このまま二酸化炭素ガスの箱の中に入れ処分されます。
里親の希望の少ない子猫はその殆ど全てが殺され焼却です。子犬達も全体の1%にも満たない位(だと思う)の数しか生き残れません。上にも書きましたがインファント(まだ乳離れ出来ていない)の子達は0%です。
(夫々の自治体のシェルター又は保健所では状況が違うと思いますが私が見学に行った動物愛護センターでは)
子犬は6から8枠(囲い)位の隔てられた部屋が在り、その部屋(枠)が空いていれば生き残れるチャンスが貰えその部屋へ入れます。 部屋が空いてなければそのまま殺され焼却です。
これでも私の行ったここの愛護センターは良い方だと思います、ここは全国でも全県と比べても来る犬の数が凄く多い所ですが、他のセンターや保健所で状況がもっと酷い所が在るとも聞いています、一般希望者に公開、見学さえさせていない所も多く在ります。
子犬は2週間この枠(部屋)の中で検疫され、病気も発生せず(育ち過ぎておらずこれからが可愛い子犬中心、2週間の検疫前にちょっとでも大きかったりすると選択からあぶれます)生き残れた子達が里子に出れます。
一度愛護センターに入ってしまったら里子に出れる子犬と子猫の数は0%ではないにしても、もの凄く少ない率でしかありません。
辛いから知りたくない現実ですが、知る事から何かが変わるのではないかと信じています。知る事がまず第一歩ではないかと思うのです。


皆ふわふわしていて奇麗でお顔もかわいい子猫ばかりでした。
一匹の子はケージから出たくて頑張ってよじ上って鳴いてました。
私がS.F.でボランティアを始めて始めたのは今から十年以上前の事でまだサンフラシスコにも立派で綺麗なSPCA(日本の動物愛護センターのような感じ)が建つ前でした。まだその設備が素晴らしく整っていると言われるSPCA S.F.を見学していないので何とも言えませんが、そのSPCA S.F.は確か寄付金がベースと成って建てられ活動している民営の動物愛護団体だったと思います、そしてその近所にはまだサンフランシスコ市で活動されているアニマルシェルター(SPCAと呼んでよいのかな?)も在ると聞いています。
私の話はSPCA S.F.が昔の状態で活動していた時の話ですが(市のシェルターは同じ形でありました、その時はSPCAと市の方のシェルターの違いが分かってませんでした。)SPCAに見学に行った後動物が当時飼えなかった私はボランティアする事に興味を持ちましたでも本当かどうかも分からないのですが、友達が「シェルター内でボランティアをするとアダプトされなかった子(里子に出れなかった子)は注射によって殺されその遺体の後片付けをさせられるって話だよ」と言っていたのでシェルター内でないボランティアを探しフォースターファミリー(ケアーなどを主に必要としている犬猫を家に連れて帰りある期間面倒をみる)が在る事を知り子犬の扱いに自称慣れていた私はインファント(生まれて間もないくらいの)のファースターファミリーを希望し実行しました。
生後2週間満たない位のフロッグ(蛙)って名前が付けられていた真っ黒い子犬の子を預かり暫くお母さんをしてました。蛙では可愛そうなのでマッガイバー(昔のテレビのアクションヒーローの名前)と名を付け直しました。この子の経緯は多分人間の子供がこのマッガイバー1匹だけだと思う(願う)のですが可愛かったのか親、兄弟から離し連れ出してしまいその後道端に置き去りにしてしまった、のではと言う話でした。
ミルク飲みの子は大変です約2時間置きには目を覚ましお腹がすいたとビービー鳴き、排出も自力で出来るように成るとおしっこは直ぐしちゃうし。。。でも、可愛かった。 私をお母さんだと思っているからヒヨコみたいにぴょこぴょこ何処にでもニコニコ笑顔で付いてくるし。
その手のひらに乗っていた小さなマッガイバー君は愛くるしいかわいい子に育ち、約束した日まで預かってシュルターに返すのがすごく辛かったですが返し、その後広い庭か牧場がある所に里子に出た(貰われた)と聞いてます。
サンフランシスコでは子猫も3匹預かった事が在るのですがその中から病気が出た子が居て直ぐ3匹とも返す事に成ってしまいました。ちゃんと面倒も見てあげれなかったので子猫の事では反省しています。凄くかわいい子達でした。
確かサンフランシスコの市のシェルターの方でもアダプト(里親に成る事)は行われていたと思います。でもこの新しい今のSPCA S.F.のように施設に入る事が出来たらアダプトされるまで殺される事は無い(確かそうですよね?)という事は、市のシェルターの方ではないと思います。時期が来たらガスではない確か注射による安楽死(?)をさせらるのだと思います。
サンフランシスコのSPCAや市の方のシェルターの事は今の状況をまた自分の足で踏み入れ知った後に書かせてもらいます。いつに成るか分からないけど行く機会はあるでしょう。
ニューヨークにもアニマルシェルター在り、私はASPCAという寄付金をベースにしている民営のシェルターだと思うのですがそこに確保されている犬を散歩に出す事やまたフォースターファミリー(子犬を預かる)のボランティアを何年か前にしてました。
ASPCAの場合、ボランティア希望の人はボランティアに成る簡単な講習を1、2回受けなくては成らなくて、ミルク飲みの子達(インファントな子達)のボランティア希望者はまた基礎の講習を受けた後に新たにインファントの子達専門の講習を受けてからでないとそのボランティアはさせて貰えません。
必要な講習を受けた後、5匹の子犬と(子犬の面倒をみれない)母親犬1匹を預かりました。子犬はまるまる健康に育って行き凄く可愛かったです。母犬もまだ子犬で無邪気で素直でとってもかわいい犬でした。 しかし一度に6匹のお母さんを一人でしたのは凄く大変でしたが皆凄く可愛かったし育だって行くのが楽しみで、母犬慕ってくれるし、とてもやりがいが在る事でした。
全匹約束した日まで預かり、その後シェルターへ返しました。特に母親犬はやせこけていたし懐いてとても可愛かったので返す事が凄く辛かったです。
この事に付いてはもっと書きたい事が在りますが、ASPCA(ニューヨーク)の話はまた後日書きたい思います。
私がここで言いたい(書きたい)のは、
日本の動物愛護センターでは(愛護センターや保健所に入ってしまうと)手のかかるミルク飲みの乳児犬猫(インファント)は100%救い出させてもらう事が出来ない、という事です。
もし面倒を見てくれるボランティアが居たとしたらどうでしょう?とセンターの人に2、3回別々に聞いた事が在ります、でも規則らしく絶対にない、駄目だそうです。 多分日本全国の愛護センターや保健所でも同じだと思います。
成犬や成猫も出してあげる事は出来ない乳児犬猫も駄目。
乳児(インファント)な子達はとっても手が掛かります、でもその甲斐が在ってその手間がかかった分凄く人間大好きでかわいい子達に成長します。 私はインファントな子達は大歓迎、インファントを預かる事が喜びと楽しみになります。
預かれるのを喜びとしている人達が居るのならもし預かれる先が在りチャンスが在るのならあの子達も出して欲しい。 センターに一度入ったら病気が発生しやすくパルボや他の病気に掛かりやすいと言うのであれば何かしらのコネクションを使いセンターに入る前にどうにか出来ないのかな?と思ったりもしてしまいます。
海外では出来ている事がなぜここ日本では出来ないのか、疑問に思う事が多く在ります。
色々問題も在ると思いますが何かしらチャンスを作って生きるチャンスをあげて欲しいです。
ボランティアをしてくれる人々がその気でも愛護センターや保健所の人々が協力してくれないと実行は出来ません。両者が助けたいという気持ちを同じ位強く持ってないとかみ合えません。
愛護センターや保健所に行った乳児犬猫(インファント)の子達は皆纏められて100%助かる事は無いという事を、そしてそんな子達がベビーシーズンにも成るともの凄い多い数であるという事をご存知ですか? どうかこの現実を知って下さい。
不幸になる命を作ってしまう前に避妊や虚勢をするのは生命に対しての思いやりでもあると思います。幾ら乳児犬猫だからって苦しさや痛さを感じないというわけではないと思います、私達も生まれた時は皆乳児でした、生まれた生命が全くの無意味になってしまう事に悲しみを覚えます。( でも意味が在りさえすればどういう状況、どういう事に成っても良いと言っている訳では在りません、ご理解を。)
下の写真は子猫達が纏められてケージに入っている日本の動物愛護センターで写した写真です。見ていてとても辛い写真ですが貼っておきます。出来るのなら見てあげて下さい
この子達(乳児犬猫も同じく)は何匹も同じケージに纏めて入れられ、このまま二酸化炭素ガスの箱の中に入れ処分されます。
里親の希望の少ない子猫はその殆ど全てが殺され焼却です。子犬達も全体の1%にも満たない位(だと思う)の数しか生き残れません。上にも書きましたがインファント(まだ乳離れ出来ていない)の子達は0%です。
(夫々の自治体のシェルター又は保健所では状況が違うと思いますが私が見学に行った動物愛護センターでは)
子犬は6から8枠(囲い)位の隔てられた部屋が在り、その部屋(枠)が空いていれば生き残れるチャンスが貰えその部屋へ入れます。 部屋が空いてなければそのまま殺され焼却です。
これでも私の行ったここの愛護センターは良い方だと思います、ここは全国でも全県と比べても来る犬の数が凄く多い所ですが、他のセンターや保健所で状況がもっと酷い所が在るとも聞いています、一般希望者に公開、見学さえさせていない所も多く在ります。
子犬は2週間この枠(部屋)の中で検疫され、病気も発生せず(育ち過ぎておらずこれからが可愛い子犬中心、2週間の検疫前にちょっとでも大きかったりすると選択からあぶれます)生き残れた子達が里子に出れます。
一度愛護センターに入ってしまったら里子に出れる子犬と子猫の数は0%ではないにしても、もの凄く少ない率でしかありません。
辛いから知りたくない現実ですが、知る事から何かが変わるのではないかと信じています。知る事がまず第一歩ではないかと思うのです。


皆ふわふわしていて奇麗でお顔もかわいい子猫ばかりでした。
一匹の子はケージから出たくて頑張ってよじ上って鳴いてました。
by dutelovecat
| 2005-12-30 04:38
| 知ってほしい事♡動物愛護






























