2007年 10月 12日
思ひで
私が生まれてから中学に上がるまで育った楽しい思い出が沢山詰まっていた家の玄関の真ん前に大きなおおきな金木犀の木が在りました。毎年毎年その甘い優しい香りを楽しませてくれていました。だから金木犀の香りは私にはとても懐かしく恋しくも香ります。
香りって面白いものですね、香りが記憶する事って在ります。その香りが漂って来るだけで全てを思い出すようなそんな事在りませんか?
記憶って言うのもまた面白いです。
その木は次の家主が入った後に切られてしまいました。でも今でも金木犀の香りと共に心の目を閉じるとその大きな優しい木が思い出されその姿が目に浮かんで来ます。
とても良い思い出です。
私は良い香りの在る木が大好きです、これもその金木犀の影響ですね。
目をつぶっても感じられるその木の存在。嗅覚って人が思って居るよりもずっと記憶に大きく影響をして居るのかもしれません。犬は嗅覚が人間よりも優れています、彼らにはどんな思いがその嗅覚を通してイメージされるのでしょうか。
家に飾るお花が切れています、寂しいので買いに行きたい。
by dutelovecat
| 2007-10-12 15:32
| 秋