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番犬とは? 持ち込みとは? どういう事ですか

デュッテは3歳半になり随分落ち着いて、聞き分けもよく理解もし、立派なパートと成っています。話は聞くし従おうとするしとても扱いやすく大人に成ったデュッテに感心しています。
トイレは1日2回家でお漏らしする事も一切無く、長時間お留守番も出来、悪戯も全くしません。
ここまで来るのには時間が掛かりました。子犬の時からこんなに楽だった訳では在りません。最近デデが落ち着き私も落ち着きコミュニケイトも上手く取れて2人の生活がずっと楽に楽しくなったのです。

まだ地方では犬猫の回収車が巡回している県や市も在るそうです。
田舎の方にはまだまだ犬を放し飼いにしたり、犬を番犬利用としか扱わない人が非常に多く居るそうで、そういう人達は飼い犬が居なくなっても探す事はしないし、虚勢避妊はまずしていないでしょうその知識さえないと思います。
特に番犬目的のみで犬を飼っているような人々は犬が3歳にも成ると落ち着き始めて鳴く事も控えめに成って来ます、するとその犬を保健所や愛護センターに持ち込んだり回収車に出したりするそうです。そしてまた新しい子犬を番犬として飼い、大人に成れば捨ての繰り返しをしている人々が信じられませんが多いそうです。3歳前後と言えばまだまだ元気、成犬は扱いやすく犬の人生もこれからです。
回収車が月1回だか2回だか回ってくる時は飼い主が犬を連れて回収車を道で待っているそうです。実際に地方の回収車が回っている所ではこういう光景がまだまだ在るそうです。
地方は都会に比べ動物愛護に関し意識が非常に低いです、犬を物質的にしか扱えない人そんな知識しか無い人々が非常に多く、どうしたら分かって貰えるのかが分かりません。

埼玉県で犬や猫レスキューをしている方の県のイベントやミニ里親会のお手伝いをした事が在ります。埼玉県(最近引っ越して来たような人でなく昔から住んでいるような人々)は動物愛護に関して意識が低いと聞いてました、実際地元の人々と関わってみてそれが分かりました。
千葉県も田舎の方に昔から住んでいるよう方々は同じで多いと思います。犬は番犬(やそのような存在)でしか無いのです。
茨城も酷い状況だと聞いてます、(場所によって)回収車走っているかもしれません。
動物実験に犬猫を保健所や愛護センターからまわしている県や市もまだ在るはずです。
見学(公開)を受け入れていない保健所やセンターも多く在り、そういう所はもっともっと中の状況が酷いと聞いています。
自分たちの住んでいる県や市ではどのような状況なのかまず知ってみて下さい。それも前へ進む一歩だと思います。知らなければ何も始まらないとも思います。


愛護センターを見学していた時、犬の持ち込み場面に遭遇した事が在ります。
玄関前に車を止め出て来た夫婦は50歳代位のこぎれいで普通の人でした、街で会っていたら決してそんな惨い事をする事を選ぶような人には見えません。
その犬は雑種で綺麗で可愛く若くピカピカしてました。抵抗は一切せず、その主人を信じきっている様子と笑顔でした。その夫妻と共に車から降りて来てその犬は笑顔のまま愛護センターに残されて行きました、夫妻から役所の人に綱を渡され最後のお部屋に近い入り口へと入って行きました。
殺す事(処分)を分かっていてあんな普通に飄々とセンターへ犬に置いて行く事が出来るのか、まるでドライブにでもやって来た感じでショックでした。
何よりも悲しく衝撃的だったのはその犬は優しく見え主人であった夫妻を信じていて、自分に降り掛かる不幸さえも受け入れているように見えました。 それか全くの無邪気だけで何も分からずただただ信じきってるのでしょう。 その光景が余りにもあっけなく何が起こったのか分からなく成るくらいです。今でもあの光景が良く分かりませんそして鋭く痛く苦しいです。

犬はあんなにもおとなしくスムーズに主人から離れこれから殺される愛護センターに残るのでしょうかなぜ抵抗しないのでしょうか?センターに持ち込みにくるような人がどうして生き物を飼うのでしょうか?他に選択は無かったのでしょうか?考える事もしなかったのでしょうか?あの夫婦はまた新しく違う犬や動物を飼っているのでしょうか?

千葉県は(他県でも)センターへの持ち込みが非常に多いです、どういう人達がそういう事をするのかなと想像もつきませんでしたが私達のような普通の人がそれをしています、多いと数で見せられてもパッと来ませんでしたが普通の人が持ち込みに来ていたのを見て数が多いという事が理解出来ました。
あの犬が笑顔で主人達に従って信じきっている場面を見てから、何を、誰を信じて良いのか分からなく成りました。

何から始めたら良いのでしょう。どうしたら痛く、辛い目に遭う子が減らせるのでしょうか、救えるのでしょうか。これがこのまま繰り返し数も減らずでよいのでしょうか。
何が出来るでしょうか。何が一番声と成るのでしょうか。
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この子達は私達が目の前に現れたら皆前に来てお座りし始めました、何か言いたい事が在るのでしょうでも皆優しかった、愛らしかった。
これらの写真を写した時期は春だったと思います、なので彼らの居る部屋のコンクリ−トの床はまだ比較的暖かいと思います、でも冬は氷のようにそしていつまでも冷たく、夏は蒸し暑く、愛護センターが動物を救う為の目的に建てられていない事が良くわかります。
by dutelovecat | 2006-02-10 09:39 | 皆さんと共にお話したい事