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愛護センターへ行きました 2-1 (2007年12月)

 12月の上旬に2回に分けて千葉県愛護センターへ見学へ行きました。
今回はその2回目の写真でプリンイチゴママさんとご一緒したので彼女のブログ垂れ耳立ち耳奮闘記でもその時の様子が書かれています。
センターの犬収容場所は冷暖房が無く清掃しやすい様に四方がコンクリートです。其処は震え上がる程の寒さで排便も寝るのも同じ場所、寒さに耐えられない犬達は餌箱の上に乗って寝ている姿も良く目にします。
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首輪を付けた若い母親犬と仔犬が居ました。
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奥の方には兄弟犬だと思われる同じ赤い首輪を付けた白い犬が居ます、どうしてここに居るのでしょう2匹で。
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不安な表女をして居ます、近くに寄って来れる仔達は皆確実に人にここに車で飼われていた仔です。
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優しい目をして居ます、犬達には何の罪も在りません。左手前の黒い小型犬の仔は出たくて強くアピールして来ます背がとどかないのに。
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奥に一人でたたずんでいた仔の目も忘れられません。
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センターとはこういう所です。
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皆人間の被害者です。命を増やす事に付いても考えて欲しい悲しい命が多く成らない様に。
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可愛い仔。この仔も人に飼われていました。犬は飼い主を選べません、飼われた飼い主によってどんなに性格の良い仔も忠実な仔も運命が変わります。
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寒さの中わずかな日差しで暖をとる仔達。明日処分に成る部屋です。寒いよね此処は。。
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早朝にこの日は行ったので最後の部屋にはまだ犬が集まっていません。この部屋も夕方には飼い主からの引き取りも含め他のセンターからもですが多くの犬が集まって来ます。ほんの一時の平和に見えました、明日亡くなるまでの。まだ若いと思われるこの仔は今までにどれだけそんな優しい時を過ごせて来れた仔なのでしょうか。幸せな時間が在った事願います。
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この仔は↑でおすわりをして居た可愛い仔です。此処から出たいのです。どうして?と見つめています。
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この仔にも首輪が付いています。どんな飼われ方をして居たのでしょう、かなり痩せています。首輪もぼろぼろに見えます。
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其処には何かを言いたい強い目が在りました。
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この仔も死にたく無いのです。この仔達も皆。
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寒くて床が冷た過ぎて餌の箱の中に横になっている仔も背景に見えます。この白い犬も綺麗な仔です、しっかりした革製の首輪が付いていますもう随分古いけどきっとずっと外で繋がれていた仔なのでしょうか。でも爪は切られている様にも見えます、どうして迎えに来てくれないのでしょう?
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若い犬と少し年を取っている犬この部屋は最後の部屋から2番目の部屋。

 この仔達はもうこの世には居ません、それでもまた同じ数の仔達が繰り返しここに入り処分されています。
センターも大分変わって来ました私が行き始めた頃は成犬を出す事は不可能でした。今はボランティア登録を済ませれば一般の方でも2週間の検疫の後収容されている犬や猫を出す事が出来ます。それでも出せる仔再度生きるチャンスを上げられる仔はほんの一握りの一握り、尚かつ捕獲されたり飼い主によって引き取りで連れて来られる仔の数が減らないから状況はいつも一緒。後退はしていないけど状況が目に見えて変わっている事も無く。

色々な方向から働きかける必要性があります。色々な人が居るから色々な方向で動けるから変えて行かれる現実も在るのです、もう一度今の自分に出来る事とは?何か考えてみて下さい。
それは愛護センターとはこういう所であると知る事だったり他へと知らせて行く事だったり、首輪には名札や鑑札札を付ける事が必要だと知る事だったり伝える事だったり、命をむやみに増やす事への疑問を持つ事だったり避妊虚勢の大事さを知ったり周りにも知らせる事だったり、ボランティアをして里親探しを手伝う事やその他の仕事を応援したり、今自身で飼っている命を大事にして共に暮らす事だったり、色々ないろいろな方向やアプローチが大事で皆がみな同じ活動方法をしていなくたって良い事なのです。自分の出来る範囲から自分の出来る悲しい命を増やさない為の協力は在ります。声を上げる事の大事さを私は知りました、現実に状況は少しだけど皆の努力にも酔って変わって来ています。これからももっと変われる領域だと思います、そして可能性は在る。
放し飼いなどしないで下さい。迷子に成ってしまうもしもは誰にでも在ります、そんな時に成ってもきちんと彼らが家に帰れる様に首輪の表面に誰が見ても分かりやすい様にしっかり鑑札札を付けたり名札を付けて上げて下さい、マイクロティップも良いですが名札はその場で一番誰にでも直ぐに分かりやすいです。迷子に成った時に見付かる事への即効性が在ると思います。

 いつもセンターを見学して思う事は人間以外の生き物は生まれて来たどんな命も死にたい命なんて無いと言う事です。どんな小さな乳児達も処分される前の箱の中でしっかり生ている!と言う事をアピールして居ます。此処居るどの仔達もが死にたく無いのです生きたいのです。そしてその処分のされ方により死も安楽死では在りません、不安と絶望の気持ちの中皆処分されてしまうのです。
この仔達は生きていました、存在していました。それすら忘れ去らないで。
此処はゴミ処分場では在りません。命が其処には在ります。

 今日もまた多くの首輪が付いている犬達が収容されています。

千葉県動物愛護センター収容動物情報 
by dutelovecat | 2008-01-07 14:26 | 知ってほしい事♡動物愛護