2008年 10月 16日
深まる秋、と、てぃろるちゃん
今年も柿が見事にたわわと実をつけて鮮やかな色を付け始めました。
家の大きな大きな柿の木はとっても美味しく甘〜い実をつけて皆の心もお腹も幸福に満たしてくれます。
でもこの柿の木ともお別れ引っ越しが済んだら切られて行く運命に在ります。
とってもとっても良い木でした。大きく成って行く様をずっと見て来て居ました。子供達にも大人にも小鳥達にも大人気のこの柿の木はまだ元気に来年も実を沢山付けてくれるのでしょうが、来年はここには立っていないと思います。
よくぞここままで大きく成って甘い甘い実を毎年作って多くの楽しみをくれたと感謝します。
家には同じような多くを楽しませてくれた立派な花や木が沢山在ります。しっかりと根付き他では見たことの無いような大輪や満開の花を咲かせてくれる彼等です。それでも引っ越しと共に彼等を共に連れて行く事は出来ずありがとうとさよならを共にせねば成りません。
こうやってずっと繰り返して来ました。もう植物なんて育てたくないとも思います別れが来るのなら、それでもまた必要に成る育ててしまうのが人間なのでしょうか?
子供の頃に育った家の玄関前には大きな大きな金木犀の木が在りました。大きな大きなその香り高い木は其処を引っ越す時に他の同じような植物や花達と共に置いて来ました、幼な心にも後から住む人が同じようにその木々を愛してくれる事を望みながら、大好きな大好きな大きな大きな金木犀の木でしたから。
でもやっぱりその後にその木はその家族の必要に応じて切られてすっかりそのお庭も様変わりしました。
救う事は出来ません。泣く事は出来るけど。思う事は今も出来るけど。
お庭で遊ぶTロルちゃん
一番始めに買ってもらった超子猫用の首輪が成長と共に小さく成ってしまった子猫のティロル
by dutelovecat
| 2008-10-16 15:35
| 秋