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犬の寿命も伸びてます

今日は丁度、
サンディエゴで犬猫と暮らすのcrazytomoさんが「飼い主はペットより長生きしないといけません」2/23日付けで飼い主に先立たれたロージーちゃんを紹介しているのと(crazytomoさんはアメリカ、サンディエゴの動物施設で新しい家族を待っている犬達のボランティアをなさってます)、

marico's familyのmaricoさんが「黒ラブちゃんの里親さんさがしています」2/25日付けで載せている事が、内容が違くても残された子達という意味では交差しているのでこの事について私の思いを書いてみたいと思います。皆さんともお話が出来たら嬉しいと思います。

世の中高年齢化社会、今まで年配と言われていた年齢の方々も今では健康で色々な事にも参加出来、可能性も楽しみも増え、各家族社会に成り、きっと年を取った方々も一昔前よりはずっと意識の上(精神的にも)でも若く成っていると思います。
大人だって大人と言われている人の中には何も知らない精神面で成長していない人は多いと思います、子供と言われる人や年代が若い人で凄く人間が出来ている人も居て、大人だからとか年上だからとかでの精神面での出来不出来は望めない事も確かです。

死や入院などは突然やってくる事も在ります(災害もそうですね)、なので年をとってなくてもcrazytomoさん投稿のロージちゃんのケースの様に、飼い主がペットより先に旅立つ事は私達も経験する事かもしれません。ではそうなった時どうするか?自分を頼って生きているペット達に何が出来るか、そんな事も在る時の為に今してあげられる事はないか?など考えておく事も大事と思います。

年寄りは犬を飼うな動物を飼うなと言っているのでは在りません。ただ責任が最後まで取れないのなら(自分が年を取っているのだから犬の寿命の事などを考えれば分かるはずです)、無理が生じるのであれば、自分の老後のことばかり心配し求めているのであれば生き物を飼う事はするべきでないと思います。飼おうと決める前に”責任”についてもっと深く考えて欲しい、自分元で飼われる動物の幸せも考えて欲しい。

maricoさん投稿の黒ラブのケースはなぜ年配の人が最後まで責任を持ち飼う、面倒をみる事も考えず若い大型犬を飼ったのか、そしてその犬を可愛がっているにも拘らず新しい動物許可の無いマンション購入し犬はもう飼えないから里親探してくれなどと全く関係ない動物愛護に関わっている人に相談をしてくるのか(足元見てますよ、怒)そして任せてしまうのか。

今日本では血統が在る子も溢れています。幾ら学校に出してお利口で綺麗だからってそんなに直ぐに成犬しかも大型犬を貰ってくれる人は居ません。住宅事情だって在ります。
愛護センターで死を待つ子達の中にも純血統種の子が居ます。東京都のセンターには血統種の子達が多いと聞きます。

生き物は時計や車などの見せびらかすだけのブランド物とは違います、生きています。血統が在る美しい子を飼ったからって時計や車の様には行きません。
生活を共にしているのなら感情も在る生き物だってことは分かるはずです(怒)。

飼っている動物が飼えなく成って殺す事を分かっていて愛護センターに連れて来る人の気持ちも感情も何も理解出来ませんが、飼えなく成ったからと関係ない人に任せ頼みきってしまうのも問題在ると思います。

ロージーちゃんは施設に居ます。アメリカには里親が見つかるまで暮らせる施設が存在しますが全ての子がここに入れる訳では在りません、空きがなければ入れない。色々な理由で施設に入って新しい家族を待っている子が居ると思います。施設によっては時期が来たら安楽死させられる子も多いのです。
施設が在るから、受け入れが在るからって無責任に動物を飼い飼えなく成ったら手放すというのも何か違うと思います。
では愛護センターにて死を待っている非常に多くの子達は何なの?って思ってしまいます。

私の近所に75歳は絶対に超えていると思うヨボヨボの老男性が居ます。その人はゴールデンレトリバーのファンらしくゴールデンを繰り返し飼ってます。始めて見た時は8歳から10歳位の年を取り始めているゴールデン1匹と子犬1匹の2匹を散歩させてました。暫くしても2匹のゴールデンを散歩してましたが子犬がまた居ました??その時(どういう理由なのかは知りませんが)老いかけている犬が居ない事に気付きました。その人はまた子犬を飼っていて最初に見た子犬だった犬が成犬となり2匹と共に歩いてました(います)。どんなにお金があっても(お金はそんなになさそう)、家族が後犬達を見てくれる約束に成っているのかもしれませんが理由はどうであれ、年寄りに若かったり、子犬のゴールデンは無理が在ります。運動量もそうですが絶対に犬の方が長生きするし。なんで誰も注意しないのだろう?? 老人だから好きな事をさせているのでしょうか。私最近よく年配の人が子犬を連れているのを見かけます。。。でもこの老人程若い大型犬を連れてる年配者は見掛けませんが。

日本の実家の近くの老人施設の裏口奥の外に小さな犬小屋を置かれずっと繋がれ誰にも構って貰っていないシーズ犬を目にしました。きっと施設に入った老人が連れて来た犬と思われるその犬は雨の日も寒い日も誰にも構われず、散歩も無く、いつの日か(2、3年後に)居なく成りました。始めて見た頃は小綺麗だたったので元は室内飼いの子だったと思います。

私が年配者に成ってもいつまでも動物と共に生活をしたいと思います、が、やはり動物の事を先に考えます、なので後先考え自分で責任が取れなく成るなら飼う事はないと思います。飼えない飼わないと判断した高年齢者の方々にも動物に触れたい方々は多く居ると思います、動物と人が触れ合えるような機会や場所がもっと在ると良いですね。

現実や実態を知る事の大事さはここにも在ると思います。無知から起こる事は沢山在ります。口を聞けない動物達だからその動物の為には良い事、悪い事も含め端からでも見ていて間違っているのであれば口に出す事その勇気も必要と思います。

人は外見だけでは判断出来ない物ですね。。。良い大人、中身の在る老人に成りたいと思いました。

一方は死を迎えどうしようも出来無くて残された子、もう一方は人間の生活のアップブレード(豊かな暮らし)の為にそれを選ばれて残された若い子、同じ残されてしまった子達ですが何か多くを考えさせられる子達で在ります。
by dutelovecat | 2006-02-26 02:47 | 皆さんと共にお話したい事